#005 榴雷・改

三八式一型 榴雷・改

■機体スペック
頭長高 15m
乗員 1名
標準装備 六七式・長射程電磁誘導型実体弾射出器
     六五式・防弾重装甲
    (ak-14T タクティカルナイフ)

駆動骨格 フレームアーキテクト TYPE001
 
三二式一型/轟雷は、fa(フレームアーキテクト)の陸上戦闘向上装備として誕生し、これを基本形態として特化した能力を与えられた数種のバリエーションが誕生している。
「三八式一型/榴雷」はその内のひとつで、背部には様々な弾種を直射ないしは曲射することのできる「六七式・長射程電磁誘導型実体弾射出器」(LR-PSC/ロングレンジ・プラズマ・ソリッドキャノン)を搭載。
また脚部には、膝部分に伏撃ち時の射撃安定ストッパー、脛部分前後には直立射撃用の安定器を装備し、水平射撃による短・中距離支援攻撃から高い精度の曲射攻撃による長距離支援攻撃までを可能とした支援攻撃専用FA(フレームアームズ)として生み出された。
この従来の支援車両を大きく上回る機動力と大火力を持つ支援FAの登場により、前衛FA部隊の損失を回避することに成功し、これまで以上に多彩な作戦展開を行うことが可能となったのである。

当初の予定どおり、支援用FAとして導入された榴雷であったが、後に前線では、轟雷の機体数と火力の不足から支援機である榴雷も混在して使用されるケースが多発した。
 
これに対応するため、榴雷にはさらなる追加装備が施された。
頭部には短~長距離で複数の敵を同時に捕らえる「鉢金型五式・光学照準器」(S5オプティカルバイザー)を、また左右の腕部には高強度シールド「六五式・防弾重装甲」を追加。
この近接戦闘から支援攻撃にまで柔軟に対応する射撃能力と重装甲化が施されることにより、榴雷は支援砲撃車両と突撃戦闘車両の機能を合わせ持つFAとなった。
「三八式一型/榴雷・改」の名称が与えられたこのFAは、陸戦FA部隊に2~4機が配備。
これにより日本防衛機構のFA部隊は大幅な火力の増強に成功、さらに高い防衛力を有することとなった。

三二式一型/轟雷を「M-32/ウェアウルフ」として使用するアメリカ防衛機構も、ほぼ同時期に榴雷・改同様の機体を「M-38/ウェアウルフ・ブルーパー」として採用。
こちらは当初より支援機としてではなく、火力増強機として導入している。
後に三二式五型/漸雷を基本に榴雷のパーツを追加した「XM-322/ウェアウルフ・ファング」も試験的に一部の部隊に導入されている。