ストーリー













 新たな地球において人類は、未知なる可能性を秘めた地上・海底・高空そして宇宙の各領域をさらに開拓する計画として「プロジェクトReスフィア」を立ち上げた。この計画は、枯渇し始めた資源に代わる新しい資源の発見・確保と、人間の生活領域の拡大を目的としており、人類の明るい未来を見つめて世界規模で実行される一大プロジェクトであった。
 この計画が考案された要因のひとつに、世界連盟科学技術推進機構によって開発された駆動骨格「フレームアーキテクト」(Fa)の存在が挙げられる。Faは人間を拡大させた姿の特殊汎用重機で、ほぼ完全に人の動きをトレースすることを実現し、装備を追加することにより様々な領域での行動を可能とした画期的なメカニズムであった。試作型Faは世界各国・様々な環境下で10年の歳月を掛けてトライ&エラーが徹底して検証され、世界共通規格の汎用特殊重機「Fa/TYPE001」として完成を見ることとなった。
 Fa/TYPE001では、人間型の大型重機として運用するに留まらず、各部位に動力・燃料電池を搭載することで独立して稼動させることも可能としており、状況に応じてはコントロールソフトを変更することで、人間型以外の形態や部分的に使用することさえも考慮されていた。そのため通常の重機ユニットとしても部品は生産され、数年の内には街中でも見受けられるぐらい一般的な重機として人々の生活に浸透することになった。
 この限界を見せぬ人類の新たな道具「Fa/TYPE001」が人の開拓心を動かし、「プロジェクトReスフィア」が動き出すことになったのは必然であったのかもしれない。だが、この大きな試みは実行されることは無く、Fa/TYPE001は「戦争」という真逆の行為に利用されることになる。戦闘においてもまた、Fa/TYPE001は高い能力を持っており、戦闘能力を向上させるユニットを追加することにより、人型戦闘兵器として機能したのである。
 人類の未来を開く道具「フレームアーキテクト」は、人類の存亡を掛けた兵器「フレームアームズ」に生まれ変わることを余儀なくされたのである。



「人の文化を向上させる道具は、時として兵器に用いられるものである。」

 駆動骨格「フレームアーキテクトTYPE001」は、人間の動きをトレースすることを可能とした人型汎用作業用重機として誕生した。だが高い機能を有した機体は、戦いの場が生み出されたことによりおのずと兵器に転用された。その名は「フレームアームズ」!